マクドナルドは何歳まで働ける?シニアも活躍できる働き方・応募方法を紹介
公開:2025/02/28 更新:2025/02/28
マクドナルドでは、年齢制限なく働けます。実際に60~70代のスタッフも活躍しており、最高齢はなんと95歳!
「マクドナルド何歳まで働ける?」と不安を感じるシニアの方も、キッチン・接客・清掃など、自分に合った仕事を選べる環境が整っています。マクドナルドは、週1回・短時間勤務も可能なため、無理なく働けるのも魅力の一つ。
この記事では、シニアが働く実例や仕事内容、応募方法について詳しく解説します。「まだまだ働きたい!」と考えている方は、ぜひマクドナルドの仕事を選択肢の一つにしてください。
マクドナルドは採用時の年齢制限を設けていない
マクドナルドでは、アルバイトやパートで働く人を「クルー」と呼んでいます。そして、クルーの採用において、年齢制限は設けられていません。15歳以上(中学生は不可)であれば、年齢にかかわらず誰でも応募が可能です。
「若い世代が多い職場なのでは?」と不安に感じるシニアの方もいるかもしれませんが、心配はいりません。実際に、現在募集中の求人情報にも「年齢は15歳以上で年齢制限はありません」と記載されています。年齢を気にせず、ぜひチャレンジしてください。
マクドナルドで働くシニアは全国で約9,000人以上
マクドナルドでは、60歳以上のクルーを「プレミアムエイジクルー」と呼んでいます。2022年12月末現在、全国約2,900店舗でなんと9,000人以上ものプレミアムエイジクルーが活躍しているのです。
少子高齢化が進む日本において、マクドナルドは労働力確保のため、シニア層の採用を積極的に進めています。社会経験豊富なシニア世代の知識やスキルは、マクドナルドにとって大きな力になると期待されているのです。
全国最高齢のシニアクルーは95歳!
マクドナルドでは、90代でも現役で活躍しているクルーがいます。 2023年10月にテレビで紹介された薮田義光さんは、なんと95歳。富山県高岡市のマクドナルド高岡駅南店で、週4日、深夜11時から早朝5時まで働いています。
仕事内容は、店内清掃やサラダなどのサイドメニュー作り。深夜の時間帯にもかかわらず、テキパキと仕事をこなされています。さらに驚くことに、この店舗には79歳の女性も勤務しており、清掃だけでなくお客様からの注文も担当しているそうです。
お二人とも、丁寧な仕事ぶりで店長からの信頼も厚く、店舗の頼れる存在となっています。年齢に関係なく、誰もが活躍できるのがマクドナルドの魅力です。
マクドナルドでのシニアの求人情報と採用の流れ
マクドナルドで働くシニアの方々は、どのような条件、どのような流れで仕事に就いているのでしょうか? ここでは、気になる時給や勤務時間といった求人情報に加え、応募から採用までの具体的な流れについて紹介します。
マクドナルドのシニアクルーの平均時給は1,080~1,300円
実際に募集されている求人情報を参考に、マクドナルドで働くシニアクルーの時給をみていきましょう。 平均的な時給は、1,080~1,300円程度となっています。
例えば、バイトル東海に掲載されている「シニア(60代~)歓迎のマクドナルドの求人情報」では、時間帯や曜日によって時給が異なります。
6時~22時
・平日:1,050円
・土日祝:1,150円(100円UP)
・平日:1,050円
・土日祝:1,150円(100円UP)
22時~5時(深夜割増:時給25%UP)
・平日:1,313円
・土日祝:1,437円
・平日:1,313円
・土日祝:1,437円
深夜帯は時給が25%アップするため、効率よく稼ぎたい方におすすめです。 なお研修期間中の時給も上記と同様になっています。
勤務地や店舗によって時給は異なるため、応募の際は各店舗の求人情報を確認しましょう。
シフトは週に1回、2時間から働ける
マクドナルドのシフトは、週に1回、2時間から勤務できます。また、週ごとに勤務可能な日を提出できるので、家庭の事情や趣味の時間を優先しながら働けます。自分のライフスタイルに合わせて無理なく働けるのもマクドナルドの魅力です。
マクドナルドの応募方法と採用の流れ
マクドナルドで働くための応募方法と、採用までの流れを簡単に紹介します。
- 応募:マクドナルドのホームページにある「アルバイト情報」から希望の店舗を選んで応募する。電話での応募も可能
- 面接日の調整:店舗から連絡が来たら、面接日を調整する
- エントリーシートの提出:店舗に用意されているエントリーシートを記入し、提出する
- 簡単な適性チェック:簡単なアンケートに答える
- 面接:面接担当者と面接を行う
- 合否決定:面接後、合否の結果が通知される
- 採用:採用が決定した場合は勤務開始
マクドナルドにはさまざまな仕事があり、シニアの方もそれぞれの適性や希望に合わせて活躍できます。 おもな業務内容は、以下の通りです。
- フロントカウンターエリア (接客・レジ)
- フロアエリア (客席の清掃・案内)
- キッチンエリア (調理)
- ドライブスルーエリア
- デリバリークルー
- おもてなしリーダー
- マックカフェ バイ バリスタ
どのポジションからスタートするかは、マネージャーと相談して決められます。
マクドナルドの仕事は、1人ひとりの担当が細かく分かれているため、覚えやすいのが特徴です。 例えば、「ポテトを揚げる担当」「ドリンクを作る担当」などがあります。 充実した研修制度も整っているため、未経験の方でも安心して仕事を始められるでしょう。
フロントカウンターエリア
カウンターエリアのスタッフは、お客様と直接関わる機会が多いのが特徴です。 おもな仕事内容は以下の通りです。
- お客様からの注文を受け付け、レジで会計を行う
- 注文に応じて、ドリンクやデザートを準備する
- 出来上がった商品を、お客様に提供する
お客様とのコミュニケーションを通じて、喜びや感謝を実感できる、やりがいのある仕事といえるでしょう。
フロアエリア
フロアエリアのスタッフは、お客様が気持ちよく過ごせる空間を作るのが仕事です。おもな仕事内容は以下の通りです。
- お客様に席をご案内する
- 客席へ商品を運ぶ
- テーブルを拭いたり、客席を清掃したりして、店内を清潔に保つ
店内の快適な環境を保つためには、細やかな気配りが欠かせません。お客様に気持ちよく過ごしていただくため、丁寧な対応が求められる仕事といえるでしょう。
キッチンエリア
キッチンエリアのスタッフは、商品を調理するのが仕事です。おもな仕事内容は以下の通りです。
- ハンバーガーやポテトなどのメニューを調理する
- 食材や資材を補充する
- 調理器具やキッチンエリアを清掃し、衛生状態を維持する
チームワークを活かして、効率よく調理を進めることが求められます。
ドライブスルーエリア
ドライブスルーエリアのスタッフは、車に乗ったままのお客様に対応します。おもな仕事内容は以下の通りです。
- お客様からの注文をマイクを通して音声で受け付ける
- お会計を行う
- 商品を準備し、お客様に手渡す
スピーディーかつ正確な対応が求められる仕事です。
デリバリークルー
デリバリークルーは、お客様のご自宅やオフィスに、商品を配達する仕事です。
配達手段は、店舗や所持免許によって異なり、専用の三輪バイク、車、自転車などを利用します。 配達件数にかかわらず、時給が保証されているので安心です。
配達がない時間帯は、調理やカウンター業務など、店内業務をサポートする場合もあります。
おもてなしリーダー
おもてなしリーダーは、お客様に最高の接客を提供する役割を担います。おもな仕事内容は以下の通りです。
- お客様を席へ案内する
- マクドナルドのアプリの使い方を説明するなど、操作をサポートする
- お客様に積極的に声かけをし、マクドナルドのファンを増やす
- ほかのクルーと連携を取り、衛生管理や新人クルーのサポートを行う
お客様に笑顔と感動を届けられる、やりがいのある仕事です。
マックカフェ バイ バリスタ
マックカフェ バイ バリスタは、本格的なカフェメニューを提供する仕事です。
McCafé by Baristaの対象店舗にて、コーヒーのスペシャリストとして、一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れます。
コーヒーの知識や技術を活かしたい方、お客様に美味しいコーヒーを提供したい方におすすめの仕事です。
マクドナルドでシニアが働くメリット
ここでは、シニアがマクドナルドで働くメリットを3つ紹介します。
- 教育体制が整っているため仕事が覚えやすい
- 食事補助・社会保険制度がある
- 勤務時間・曜日を調整しやすい
それぞれ説明します。
教育体制が整っているため仕事が覚えやすい
マクドナルドでは、未経験の方でも安心して働けるよう、充実した教育プログラムを用意しています。
ハンバーガーの作り方などは、タブレット端末を使った動画学習で身につけられるため、分かりやすく、自分のペースで学習可能です。また、研修内容が工夫されており、効率的にスキルを習得できます。
さらに、クルーの習熟度を自動で管理するシステムを導入し、個々のレベルに合わせた業務を担当できるため、無理なくスキルアップが可能です。
マクドナルドは、クルーの定着率向上にも力を入れています。長く楽しく働けるよう、永年勤続者表彰やスキルコンテストなど、モチベーションアップにつながるさまざまな取り組みを行っている点も魅力といえるでしょう。
食事補助・社会保険制度がある
マクドナルドでは、クルーが安心して働けるよう、さまざまな特典・制度を用意しています。
まず、嬉しいのが食事補助制度です。 マクドナルドのメニューを30%OFFで利用できるため、食事代を節約できます。
また、社会保険制度も完備しており、 正社員と比較して月間で3/4以上の時間を勤務する方は、厚生年金・健康保険・雇用保険といった社会保険に加入できます。
さらに、急な出費が必要になった際に助かるのが、前給制度です。 本来翌月15日に支払われる給料の一部を、今月末日までに受け取れる便利なシステムを利用できます。最短で翌日の振込も可能です。
これらの充実した福利厚生は、マクドナルドで働く大きなメリットといえるでしょう。
勤務時間・曜日を調整しやすい
マクドナルドのアルバイトはシフト制なので、働く曜日や時間を柔軟に変えられるのが大きなメリットです。 週に1日2時間から勤務できるため、自分のライフスタイルに合わせて無理なく働けます。
シフトは、店舗によって異なりますが、1~2週間ごとに希望を提出して決定します。 人手が足りないときには、出勤をお願いされる場合もありますが、協力すれば、自分のシフトも融通してもらいやすくなるでしょう。
マクドナルドでシニアが働くデメリット
ここでは、シニアがマクドナルドで働くデメリットを2つ紹介します。
- 覚えることが多い
- 忙しくて体力的にきつい
それぞれ説明します。
覚えることが多い
マクドナルドの仕事は、覚えることが多い声も聞かれます。
特にハンバーガー作りは、「材料やソースの種類」「のせる順番」など、細かいルールが定められています。
そのため、最初は戸惑うかもしれません。
また、マクドナルドでは、英語由来の用語が多いため、作業手順を覚えるのに苦労する方もいるようです。 ナゲットを揚げる際には、廃棄を減らしつつ品切れにならないよう、揚げる量を調整するなど、細かな配慮も必要です。
忙しくて体力的にきつい
時間帯によっては、マクドナルドの仕事は非常に忙しく、体力的にきついと感じる場合もあるかもしれません。 特に、土日祝日のランチタイムやお盆、正月などの繁忙期は、人手不足も重なり、数時間途切れることなく忙しい状態が続くときもあります。
フライやグリルなどのキッチン担当は、暑さのなかで動き続けなければならないため、体力が必要となるでしょう。 また、レジではモニターで商品の出来上がり状況を確認し、間違いなく提供しなければならないため、常に集中力が必要です。
自分の体力に合わせて勤務時間を調整するとよいでしょう。
まとめ
マクドナルドは、採用に年齢制限を設けていないため、シニア世代も安心して勤務できます。 研修制度も充実しており、さまざまな年代のクルーがそれぞれの能力を活かして活躍しています。
「若い世代の職場」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、マクドナルドは、シニアにとっても、新しいキャリアをスタートさせるための選択肢の一つとなるはずです。
また、シニアの力を必要としているのはマクドナルドだけではありません。自分に合った職場を探したい方は、ぜひPR市場をチェックしてみてください。あなたにぴったりの働き方がきっと見つかります。
【Q&A】
Q.接客が苦手です。お客様対応が少ない仕事はありますか?
A.マクドナルドにはお客様対応が比較的少ない仕事があります。その一つが夜間清掃です。夜間清掃員は、お客様が帰られたあとの店舗内を清掃し、翌日お客様が心地よく食事できる環境を整える仕事です。
Q.昇給制度はありますか?
A.昇給制度はあります。詳細は店舗での面接で確認してください。