シニアのコンビニバイトは難しくない?仕事内容やメリットをご紹介
気軽に利用でき、生活の味方でもあるのがコンビニエンスストアです。自宅近くにある方も多く、買い物にかぎらず、幅広い目的で利用する方も増えてきています。
しかし電子マネーやフリマアプリが急増し、システムが複雑化している近年、今からコンビニバイトを始められるのか、不安な方もいるでしょう。
本記事では、シニアからコンビニで働く際に難しい作業があるのか、具体的な仕事内容や活躍するメリットについて詳しく解説していきます。
コンビニバイトに年齢制限はある?
シニア層がコンビニで働くうえで、年齢制限があるのかどうか気になるところです。
2021年4月に政府が改訂した「高年齢雇用安定法」によると、70歳までの定年の引き上げや定年制度の廃止など、70歳までの雇用確保が義務づけられています。その項目の一つとして、60歳以上の雇用の積極化が挙げられます。
コンビニにおいても、働くうえでの定年制度は設けておりません。そのため、60代・70代以上のシニア層の方もコンビニバイトとして働けます。実際、シニアスタッフを積極的に採用しているコンビニも多くみられるため、シニアが働きやすい環境ともいえるでしょう。
コンビニバイトの主な仕事内容は?
- 接客対応を中心としたレジ業務
- ホットスナックなど店内調理作業
- マルチメディア端末の操作
- 品出しや売り場の陳列業務
- 売り場やお店まわりの清掃業務
1つずつみていきましょう。
接客対応を中心としたレジ業務
コンビニ業務のなかで、主な役割を果たすのは、お客様が購入する商品のレジ業務です。
素早く商品をスキャンしてお会計を行いますが、機械化が進む近年では電子マネーの導入などにより覚えることは昔に比べ格段に増えています。
またレジ袋の購入確認やお弁当の温めなど、コンビニならではのサービスも多くあり、流れを掴むまでは時間を要するでしょう。しかし、全国各地で展開するコンビニには、明確なマニュアルが用意されているため、未経験から始めるスタッフも多く活躍しています。
さらには、セルフレジを導入している店舗も増えています。その影響から、店員の負担も軽減される傾向にあるため、安心して取り組める環境といえるでしょう。
ホットスナックなど店内調理作業
近年、コンビニでは中華まんやチキンなど、店内調理で気軽に食べられるホットスナックの販売も売上げの1つです。ホットスナックや季節商品の店内調理も仕事内容として覚えていきましょう。
揚げ物は、フライヤーに入れてタイマーをセットするだけで自動で揚がる、簡単な作業です。また、夏にはかき氷やフラッペ、ソフトクリームなどの冷凍商品も取り扱います。冷凍庫から商品を渡し、お客様に機械の案内をするだけの作業ですので、料理が苦手な方も安心して取り組めるでしょう。
マルチメディア端末の操作
コンビニでは、商品販売のほかに、スポーツ観戦やコンサートなどのチケットを発券する方も多くいます。チケットはマルチメディア端末を活用してレジで発券することがほとんどとなっていますが、種類によってはレジにて行うものもあります。1枚ずつ確認するため慎重な作業になりますが、焦らずに確認していきましょう。
また、近年ではフリマアプリの受付を行うコンビニも増えてきています。一部の店舗では、専用の端末を使って商品の発送もできますが、ほとんどのコンビニではレジで受付を行っています。
多くの手順を介して商品を発送するため、少し複雑に感じるかもしれません。しかし、こちらもマニュアルに沿って行うことでスムーズに取り組める環境を整えています。
品出しや売り場の陳列業務
レジでの接客に慣れていくと、ゆくゆくは品出しやお客様が買いやすいような売り場の陳列業務を担当します。
品出し作業は、運搬業者が商品を運んできた際に、指示通りの商品・数が納品されたかの確認を行い、痛みやすい食品から陳列棚に並べていく作業です。期間限定商品などを目的に来店するお客様のために、新商品を把握しておく必要があります。
商品の陳列作業では、トレンド商品をいかに売れるように配置するかを考えていきます。自分がつくった売り場で、お客様にオススメした商品が売れたときは、このうえないやりがいを感じるでしょう。
売り場やお店まわりの清掃業務
コンビニの仕事のなかでも、お客様に気持ちよく過ごしてもらえるよう、清掃業務は重要な役割があります。
店舗内の床やガラス・陳列棚をはじめ、コーヒーマシンなどのレジまわりの掃除から、トイレやイートインコーナーも行い、お客様が過ごしやすい環境を整えていきましょう。
また、ゴミ箱内のゴミや建物外の掃き掃除なども重要な清掃箇所です。お客様はもちろん、スタッフにとっても気持ちよく働ける場所をつくるため、清潔感あふれるお店の美化に努めていきましょう。
シニアが働くコンビニバイトのメリットは?
- 家の近くで働ける
- ライフスタイルに合わせて働ける
家の近くで働ける
ライフスタイルに合わせて働ける
シニアが働くコンビニバイトのデメリットは?
シニア層が活躍できる理由は?
シニアコンビニバイトはどのように探す?
- コンビニの貼り紙を確認する
- 求人サイトを活用する
それぞれの項目について、みていきましょう。
コンビニの貼り紙を確認する
仕事探しの手段として、自らコンビニまで足を運び、求人を募集しているか目で見て確認していくのも1つの方法です。
コンビニには、求人募集の貼り紙を掲示しているところが多くみられます。自分の働きたい時間帯の募集があるのか、どのような年齢層のスタッフがいるかなど目で見て確認することで安心感を得られるでしょう。
また、自宅からの距離感や安全な道のりを確認できるので、働くイメージを膨らませて面接に挑めます。
求人サイトを活用する
近年ではPCやスマートフォンで簡単に仕事探しができるようになりました。
シニア求人に特化した【PR市場】では、「シニアコンビニバイト」「65歳以上歓迎」など、シニア世代が活躍できるコンビニの求人を幅広く用意しています。
空いた時間を活用して、無理なく仕事探しができるので、一度インターネットで探してみましょう。コンビニバイトの新たな一面を知ることができるかもしれません。
社会とのつながりを感じながら、自分らしく働けるチャンスを、ぜひ掴んでみてください。