放課後デイサービスの求人は?仕事内容や生かせる資格について解説
近年、あらゆる障害や集団生活につまずきを抱えた児童を対象に、放課後等デイサービスの利用者が急増しています。
子どもと接し、成長をともに見届けられる、やりがいの大きな仕事が気になる方も多くいるでしょう。 過去の経験や資格を生かして今からはじめたいと考える一方で、仕事内容やどういった資格があれば働けるのか、気になるかもしれません。
本記事では、放課後等デイサービスの求人について、主な仕事内容や、働くうえで生かせる資格について解説していきます。
放課後デイサービス(放デイ)の役割や対象者は?
- 放課後等デイサービスの役割
- 放課後等デイサービスの利用対象者
放課後等デイサービスの役割
放課後等デイサービスの利用対象者
放課後デイサービスではどのようなことをする?
放課後等デイサービスの役割や対象年齢を確認したところで、実際の支援内容はどのようなものでしょうか。働いてみたいけれど、求人を見ただけではイメージが難しい部分も多くあるでしょう。
ここでは、放課後等デイサービスで提供する主な支援について、3点を抽出いたしました。
- 児童の個別支援計画に基づいた支援
- 保護者の方との連携・支援
- 学校や医療機関・専門機関との連携
一つずつみていきましょう。
児童の個別支援計画に基づいた支援
放課後等デイサービスでは、利用する子どもに対する「個別支援計画」に基づいた支援を行っています。
個別支援計画は、利用者それぞれの特性や発達段階に応じて、課題に対する目標を設定したものです。計画書の内容に基づいて、発達段階に応じた個別トレーニング、苦手分野の自主学習や宿題支援などを行います。レクリエーションを通じ、遊びのなかで自立的な社会サポートを習得できるよう、さまざまな工夫を加えながら支援を行う事業所も多くあります。
個別支援計画は、子ども一人ひとりの支援方針が記載された大切な計画であるため、支援の際には、できる限り内容を把握しておきましょう。
保護者の方との連携・支援
児童の支援をすすめるうえで、子どもたちへの対応だけではなく、保護者の方との連携は欠かせません。放課後等デイサービスでは、子どもと保護者の関係性についての支援も行っています。
先述の個別支援計画の作成においても、保護者の方の意向を聞きながら作成を行うため、家庭での様子は非常に重要です。
支援後はフィードバックを行い、家庭における生活状況について耳を傾けながら、半年に一度のモニタリングを通して、支援計画書の見直しを行っていきます。そのなかで、保護者の方が心身ともにゆとりをもって子育てできるように、家庭との連携を図ることも、放課後等デイサービスの職員の大きな役割の一つとされています。
学校や医療機関・専門機関との連携
児童の支援を行うにあたり、学校との連携は必要不可欠です。一日の多くを過ごす場所になるため、担任や加配教員と連携を取りながら、学校での役割を確認し、支援を行っていきます。
学校のみならず、利用者が関わる医療機関や専門機関との連携も必要です。医療機関を活用する利用者には、主治医との連絡体制を確認しておきましょう。
相談支援事業所を活用している利用者には、相談支援事業所の担当者との連携は欠かせません。個別支援計画書の内容を共有するため、サービス担当者会議への参加を必要とされる場面が多くあるため、普段からの連携が重要となってきます。
放課後デイサービスで生かせる資格は?
- 教員経験者や教員免許所持者
- 保育士や幼稚園教諭免許所持者
- 機能訓練(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)担当者
- 社会福祉士など介護経験者
- 医療的ケアに必要不可欠の看護師
- 公認心理師など心理学科卒業者
教員経験者や教員免許所持者
保育士や幼稚園教諭免許所持者
機能訓練(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)担当者
社会福祉士など介護経験者
医療的ケアに必要不可欠の看護師
公認心理師など心理学科卒業者
放課後デイサービスの求人はどう探す?
年々増加傾向である放課後等デイサービスの求人を探している方に、どのような手段で探すのがよいのでしょうか。
近年ではスマートフォンやPCで気軽に探せる求人サイトが増加しています。
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