シニアにおすすめの在宅バイト7選!仕事の探し方や注意点も解説

公開:2024/09/26 更新:2024/09/26
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定年退職をしてからも、働いて収入を得たいと考える方は多いでしょう。しかし、体力に自信がなかったり、家族の介護などの事情があったりして外に働きに行けない方もいるかもしれません。


そんな時は、在宅でできるアルバイトが最適です。在宅バイトの中には、シニアでもできる仕事が数多く存在しています。本記事では、シニアにおすすめの在宅バイトを7つご紹介するほか、仕事の探し方や注意点について解説します。

シニアには在宅バイトがおすすめ


シニアには在宅でできるバイトが最適です。なぜなら、事情がある方でも無理なく働けるからです。

シニア世代になると、家族の介護や孫の世話などでなかなか家を空けられない方が多いかもしれません。また病気や怪我が原因で無理ができない方、歳をとって体力に自信がなくなってきた方もいるでしょう。

そんな方でも、ある程度の融通が利きやすく、自分の都合に合わせながら働けるのが在宅バイトです。以下で、在宅バイトの特徴や仕組みについて説明します。

在宅バイトの特徴や仕組み

在宅バイトには内職のように手作業で行う仕事や、パソコンを使って行う仕事などさまざまな種類があります。働き方としては会社員として在宅勤務をするパターンと、個人事業主として会社から業務委託を受けるパターンが考えられます。

業務委託は、企業から仕事を請け負って作業し、成果と引き換えに報酬を得る形の働き方です。会社員として働く場合は月給制が多いですが、業務委託の場合は基本的に歩合制となるのが大きな特徴です。仕事量に応じて収入も変化するため、やればやっただけ収入も上がる点が魅力といえるでしょう。

働くシニアは増えている

シニアになってからも、働く人は年々増加しています。令和6年版高齢社会白書によると、70歳以上の労働力人口は537万人です。労働力人口比率では70~74歳では34.5%、75歳以上は11.5%となり、実に70代の約4分の1が働いているとの調査結果が出ています。

また総務省統計局の家計調査報告によると、65歳以上単身無職世帯において、食料費などの消費支出の平均は1ヶ月あたり145,430円で、税金などの非消費支出は月平均12,243円です。一方、65歳以上単身無職世帯の実収入の月平均は126,905円とされています。つまり、シニアの生活費は月平均で37,916円が不足する計算です。このことから、安定した生活のためにはアルバイトなどで収入を得る必要があるとわかります。

シニアが在宅バイトをするメリット


シニアが在宅バイトを選ぶことには、5つのメリットがあります。以下でそれぞれについて解説します。


通勤をしなくていい

在宅バイトは自宅で働けるため、特定の場所に通勤する必要がありません。そのため車が運転できない、公共交通機関が自宅近くを通っていないなどの場合でも働ける点が大きなメリットです。通勤による疲れやストレスとも無縁で、心身ともに消耗してしまう心配がないのも魅力でしょう。


体力面に不安があっても働ける

自宅で自分のペースで働けるため、体力・体調面に不安がある方が働きやすいのもメリットです。シニアになると病気や怪我で生活が制限される場合もあるでしょう。そういった時でも、無理なく働きやすいのが在宅バイトだといえます。


働く場所に縛られない

店舗やオフィスなどで働くタイプのアルバイトは、決められた勤務場所に出勤しなければならないのが一般的です。一方、在宅バイトは出勤する必要がないため、働く場所に縛られません。


仕事内容にもよりますが、自宅はもちろん、近所のカフェやコワーキングスペースといった場所を活用しながら働けます。


人間関係などのストレスが少ない

在宅バイトは基本的に一人で仕事をするため、人間関係の悩みが少ないのもメリットです。

職場があるタイプのアルバイトでは、苦手な人とも我慢して付き合わなければいけない場合もあるでしょう。ですが在宅バイトなら一人で働けるため、ストレスも溜まりにくいと考えられます。黙々と仕事をするのが好きな方にも向いているでしょう。


時間の融通が利かせやすい

働く際の契約内容にもよりますが、在宅バイトは勤務時間が指定されていない場合が多いため、自分の都合に合わせて融通を利かせやすいのも魅力です。家族の介護や孫の面倒などの場面でも柔軟に対応できます。急な用事が入りやすいライフスタイルの方でも働きやすいといえるでしょう。


シニアでも働きやすい在宅バイト7選



在宅でできるバイトには、手作業でできるものからパソコンを使ったものまでさまざまな種類があります。本章では、シニアでも働きやすい7つの在宅バイトをご紹介します。

データ入力

アンケートの回答や申込書の内容などをデータ化し、会社のシステムやExcelに入力する仕事です。正しく入力したデータを納期までに納品することが重視されます。

パソコンを使う仕事がメインですが、基本操作さえ覚えてしまえば誰でも取り組めます。単価はあまり高くない場合が多いですが、コツコツやる仕事が好きな人に向いているでしょう。

Webライター

パソコンを使って、Web上に掲載されるニュースやコラムなどの記事を書く仕事です。文章を書く仕事なので特別なスキルを必要とせず、誰でも始めやすいのがメリットです。

記事の文字数が少ないものは単価も低い傾向にありますが、専門的なスキルや知識を活かせば高単価の仕事を受注できる可能性が高くなります。これまでに携わった仕事の経験や、培った知識に関わるテーマなら執筆もしやすいでしょう。

オンライン講師

オンライン講師とは、ZoomなどのWeb会議ツールを使って生徒に授業や講義を行う仕事です。塾や家庭教師のほか、英会話などの語学、法律系の試験対策など内容は多岐にわたります。

これまでに培ってきた専門分野に関する知識や経験を伝えて、他人の役に立てる仕事だといえるでしょう。人に何かを教えるのが好きな人に向いています。

コールスタッフ

コールスタッフは、電話やメールなどで顧客とやり取りをする仕事です。体力に不安があっても始められ、人と顔を合わせずにできる点が魅力といえます。

人に会わないため、服装などの身だしなみも気にする必要がありません。丁寧な言葉遣いができる、人と話すのが好きな人なら続けやすい仕事でしょう。

受注オペレーター

受注オペレーターは、顧客からの注文を受ける仕事です。商品の購入受付から自宅配送の段取りまで行います。

テレビや雑誌などを見た人からかかってくる電話への対応が主な業務内容となります。マニュアルが作られている場合が多く、初心者でもほぼ問題なく対応できるでしょう。体力を必要としないためシニアでも働きやすく、定年なく働けるのも魅力です。

袋詰め・シール貼り

袋詰めは、商品を指定された袋に詰めたり冊子を入れたりする仕事です。試供品を袋詰めにする、企業のダイレクトメールやパンフレットを封入するなどの仕事があります。

シール貼りは商品の値札やバーコード、宛名などのさまざまなシールを貼る仕事です。扱う製品によって金額は異なりますが、1点ごとの報酬は1円に満たない場合もあります。ただ体の負担は小さいため、体力に不安があっても働きやすい仕事です。

宛名書き・代筆

招待状の宛名や賞状を書いたり、手紙を代筆したりする仕事です。美しい手書き文字が必要とされるため、字がきれいな方は重宝されます。書道系の資格を持っている方は、資格を活かして働けるでしょう。

現時点で資格などがなくても、ボールペン字講座などを受講してからチャレンジするのも一つの手です。手書き文字に自信がある方に向いています。

シニアにおける在宅バイトの探し方


在宅バイトをやってみたいけれど、探し方がわからないと考えるシニアの方も多いでしょう。そこで本章では、在宅バイトを探す方法を3つご紹介します。


シニア向けの求人サイト

シニア向けの求人サイトなら、シニアでも働きやすい在宅バイトが数多く掲載されています。シニア歓迎の求人も多く、一般的な求人サイトよりシニアが採用されやすいのが大きな魅力です。


クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトとは、仕事をしたい人と依頼したい人をつなげてくれるWebサイトです。気になる仕事があれば、サイトを通じて簡単に応募ができます。


法人だけでなく個人の募集もあるので、一般的な求人サイトなどとはまた異なった案件が掲載されている場合もあります。仕事の報酬からサイト側への手数料が引かれる点はデメリットですが、求人サイトにはない仕事が見つけやすいのはメリットだといえるでしょう。


スキルシェアサービス

スキルシェアサービスとは、自らのスキルを商品のように出品して顧客を得られるサービスです。「ココナラ」や「ストアカ」などが有名です。


これらのサービスを利用すると、企業に雇われず個人でサイト上にスキルを出品でき、金額なども自由に設定できます。出品できるスキルはイラスト作成からプログラミングまで幅広く、自由度は高めです。自分のスキルを活かして在宅で働く方法の一つといえます。


シニアが在宅バイトをする際に注意すべきこと



これまで見てきたように在宅バイトには多くのメリットがありますが、実はいくつか注意すべきこともあります。在宅バイトをする際の注意点について解説します。

契約条件をよく確かめておく

在宅バイトをする際には、契約内容や条件をあらかじめよく確かめておきましょう。思っていた条件と異なった場合、働き続けるのが困難になったり相手方に迷惑をかけてしまったりする可能性もあるためです。

例えば商品を自宅で制作するタイプの案件の場合、臭いが商品に付く可能性があるため喫煙者やペットを飼っている方は契約できない可能性があります。在宅バイトを探す時は自分にあった案件かどうかを十分に確認するとよいでしょう。

詐欺まがいの案件に注意する

案件の中には、仕事に必要だといって高額なソフトや講習の代金を請求されるケースもあります。そういった案件では支払いをしても仕事が依頼されず、連絡が取れなくなるパターンがあるため注意が必要です。

少しでも怪しいと感じた案件には手を出さないように見極めが大事です。もし不当だと感じる条件があった場合は無理せず断る勇気も必要でしょう。

納期を必ず守る

在宅バイトでは、指定された納期の厳守が重要です。納期を破ると減給されたり、最悪の場合は契約打ち切りになる可能性もあります。

日々の生活では急に用事が入ってしまったり、急ぎの対応が必要になったりする場面もあるでしょう。そのためスケジュールに余裕を持って作業を開始する、慣れるまでは案件を引き受けすぎないなどの工夫が必要です。

まとめ


シニアでもできる在宅バイトにはさまざまな種類があります。さまざまな条件を加味しながら自分に合った仕事を選べば、楽しく続けられるでしょう。


在宅バイトを探す際は、シニア向けの在宅バイトの求人を数多く掲載している「シニア専門求人」を活用してみましょう。エリアやキーワードを指定できるので、求人を探しやすいサイトです。


【Q&A】
Q1.シニアが在宅バイトを探すにはどうしたらいい?
A1:シニアが在宅バイトを探す方法には、「シニア向けの求人サイト」「クラウドソーシングサービス」「スキルシェアサービス」などがあります。特にシニア向けの求人サイトはシニアを歓迎している求人案件も多く、採用されやすいことが特徴です。在宅バイトを探す際は、一度のぞいてみるとよいでしょう。

Q2.シニアにおすすめの在宅バイトにはどんなものがある?
A2:シニアにおすすめの在宅バイトには、手作業でできるものからパソコンを使ったものまでさまざまな種類があります。手作業でできるものには袋詰めやシール貼り、宛名書きなどがあり、コツコツ仕事をしたい方に向いているでしょう。パソコンを使うものにはデータ入力やWebライター、オンライン講師などがあり、基本的な操作や仕事のやり方さえ覚えてしまえばシニアでも無理なく働けます。

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